見たいな、と思いつつ一歩踏み出せないそこのあなた。スイートトゥース、実はめちゃくちゃ面白いんです。
今回はその面白すぎる秘訣をネタバレなしでお届けいたします!また、ここでしか知り得ない、意外すぎる裏話も大公開します。
これを見た後、あなたがネットフリックスに走っていると嬉しいです。
『スイートトゥース:鹿の角を持つ少年』のあらすじ
”大崩壊”を経た世界で生きる、”一人”の少年と大男(ビックマン)。猛烈な速さで広まった史上最強のウイルス”H5G9”による世界の崩壊と同時に、”ハイブリッド”と呼ばれる人間と動物のミックスである子供が各所で誕生し始める。ハイブリッドへの卑劣な差別、それに抗う人間とハイブリッドの関係を中心にストーリーは展開していく。ハイブリッドは悪なのか。それとも世界を救うkeyとなるのだろうか。”少年”ガスと謎の男ビックマンの感動冒険ファンタジーが今、始まる。
スイートトゥースはどんなドラマ?
簡単にいうと・・・
終始映像が綺麗な、少年と大男の感動冒険ファンタジードラマです!
荒廃した世界を描きつつも、ある意味では自然を取り戻した世界と思える美しい情景描写がこのドラマでは描かれています。
そんな中で必死に生きる”ハイブリッド”と、人間一人一人にある悩みや葛藤が強く描かれており、世界観や可愛さだけでなく、ストーリー自体にも入り込める作品といえます。
キャスト
ネタバレはなしということで、キャスト紹介では第一話に出てくるメインキャラクターのみご紹介いたします。
鹿の角を持つ少年”ガス”(クリスチャン・コンベリー)
本作の名俳優、クリスチャン・コンベリーです。
いや、かっこ可愛いすぎますよね。
2016年にわずか6歳にしてアメリカの映画でデビュー。カナダ出身の俳優として多方面の作品に出演する大人気ぶりを見せています。具体的にいえば、ドラマ 『スーパーナチュラル』『ルシファー』『レギオン』などにも出演しています。
本作では、”鹿の角を持つ少年”として陽気かつ健気な演技を披露し、多くの大人を虜にしています。特に”少年ガス”が徐々に外界との関わりを持つにつれて変化していく顔が、とてもナチュラルで可愛らしいです。
トミージェパード:通称ビックマン(ノンソー・アノジー)
ガスと行動を共にする大男トミー役のノンソー・アノジーです。作中ではビックマンと呼ばれています。体が大きいからガスが勝手に呼び始めました。可愛いですね。
イングランド出身の現在43歳であり、その年には見せない演技とアクションをこなしています。他の作品例として、DC映画版『シンデレラ』や伝説のドラマ『ゲームオブスローンズ』などにも出演する、実はビック俳優であることがわかりました。
本作では寡黙ではありながら、ガスを一番に思いやる”パパ”的存在であり、圧倒的安心感と時折見せる笑顔と勇敢さに惚れます。彼だからこそ、ガスはこの後の展開も大丈夫と思わせてくれるので、かなりのキーパーソンと言えます。
ベア(ステファニア・ラヴィー・オーウェン)
ハイブリッドを守る集団”アニマルズ”のリーダー”ベア”役をやっている、ステファニア・ラヴィー・オーウェンです。
彼女はニュージーランド出身のアメリカ人女優であり、現在24歳です。実は作中では13歳ほどの役を演じており、童顔さと演技力で上手くハマっています。
本作では荒廃した世界で強く生きる人間として、またハイブリッドを守る役割として登場します。作中では冗談や健気なことが好きで、今後のガスとの関わりも楽しみです。
ガスの父親”リチャード”(ウィル・フォーテ)
ガスの”父親リチャード”として登場するウィル・フォーテです。
本作では、ガスを1番想う人として登場しています。あんまりいうとネタバレになるので、言わんときます。。
一方で、演じているウィル・フォーテさんは、アメリカ・カリフォルニア州出身のコメディアンです。コメディアンの傍俳優の道も築き、今では多くの映画やテレビドラマに出演しています。
2009年には、グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムドのモデルキャラをしていたりと、幅広い経歴の持ち主です。
スティーブン・アボット将軍(ニール・サンディランズ)
脅威の悪役アボット将軍を演じるニール・サンディランズです。
本作ではザ・悪者!という風合いで参加しています。というより、この人が演じているからこその悪役感であり、それもたまりません。
ニールは南アフリカ出身の47歳であり、俳優兼映画制作者です。イコール彼がいれば映画やドラマが完成できます。笑
日本でも有名なメタル ギア ソリッド V: ザ ファントム ペインのエキストラ兼声優も行っており、日本人の中でも見たことがある方は多いと思います。
筆者の個人的にいいと思うところ
筆者が思うこのドラマのいいところを以下に書き上げました。見るモチベーションの糧になれば幸いです。
ストーリー
- 王道でありながら先が読めないハラハラ展開
- 世界が荒廃すると同時に現れるハイブリッドというファンタジー設定
- ひどいことが多い世の中であるが、ガスはきっと大丈夫という謎の安心感
- かわいいだけでなく、しっかりと世界の厳しさと崩壊を表す描写
キャラクター
- ガスがとにかく可愛いすぎる
- ビックマンの安心感が半端ない
- 優しい人はとにかく優しい
- 悪党は根っからの悪党なので思いっきり憎める
その他魅力
- 情景描写がとにかく綺麗
- 違和感のないCG
- 程よいアクションとかわいいガスのパチンコ
スイートトゥースの裏話
制作が実はスターク・インダストリー(アイアンマン)!?
実はスイートトゥースの製作は、あの”アイアンマン”で有名なロバート・ダウニー・Jr.が総監督として指揮を務めています。
ロバートは自らの映画制作会社チームダウニーを設立しており、今作はその会社が中心となって製作されました。まさにリアルスタークインダストリーの映画ともいえます。
他にもチームダウニーはドクタードリトルも制作しており、ロバートはなかなかに動物愛護の心があるのかなと感じました。
原作と大違いなキャスト設定
実は原作のガスは、写真左側のような少々醜い設定だったのです。
原作はDC出版のコミックであり、設定・ストーリーともに優秀なコミックではありますが、かなり絵はグロく感じてしまいますよね。
でも安心してください。さすがはロバート・ダウニー・Jr.、昨今のかわいい&愛らしいキャラは視聴者にウケると知っているみたいです。コミックはコミックで面白さがありますが、これは実写だからこその改善と言えますね。
また、ビックマン役は原作は白人であったりと、実写版では現代的な多様性の配慮が見られます。しっかりと考えられて製作された証拠ですね。
コロナ禍の影響を強く受けている作品
このドラマはコロナ禍の真っ只中で制作された作品であり、感染者を排除しようと疑心暗鬼になり過剰な反応を起こすコミュニティが描かれるなど、嫌なリアリティのある疫病の描写がなされています。こういった部分もまた、現代人に共感されやすいこのドラマの面白さと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。スイートトゥース、少しは気になっていただけたのではないでしょうか。
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